キルミーベイベーは死んだんだとは?意味や元ネタなどまとめ
2022年11月25日 23:37
アニメ・漫画関連特集
※本ページはプロモーションが含まれています。
ネット上で度々見かける「キルミーベイベーは死んだんだ」って一体何なのでしょうか?
「どう言った意味で使われているのか?」、「元ネタって何?」、「死んだ、復活したの繰り返しについて」など、
本ページでは、「キルミーベイベーは死んだんだ」についてまとめてみました。
ネット上で見かけてはどういう意味なのか不思議に思っていた方は是非最後までご覧になってくださいね。
・キルミーベイベーは死んだんだの元ネタについてご紹介!
・死亡〜復活の流れについてご紹介!
キルミーベイベーは死んだんだの意味とは?
「キルミーベイベー」は、
「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)にて連載中となっている4コマ漫画作品です。
作者は、カヅホ先生。
またTVアニメ化もされており、
2012年1月〜3月までの期間に放送されています。
1クール全13話構成となっています。
その他OVA化もされています。
本作品は、
ソーニャと折部やすなを中心に日常を描く作品となっています。
そんな「キルミーベイベー」に因んだフレーズがネット上で多用されています。
それは『キルミーベイベーは死んだんだ』です。
あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
そもそもこれはどう言った意味で使われているのでしょうか?
まずはその真相からご紹介していきます。
キルミーベイベーは死んだんだの意味について
「キルミーベイベーは死んだんだ」は、
アニメの放送終了を悲しんだファン達によって生み出された言葉であり、
いわゆるアニメの放送が終了したことで、あの楽しかった時間がもう戻ってこないことを悲しみ。嘆くという意味でしょう。
確かに、面白かったアニメが終わる時って、
誰でもなんだか切ない気持ちになったりしますよね。
またコアなファンであれば続編を期待することもあるでしょう。
こうした本作を愛するファン達が同じ気持ちになって、
生み出されたのが「キルミーベイベーは死んだんだ」だったのだと思います。
キルミーベイベーは死んだんだの元ネタについて
では「キルミーベイベーは死んだんだ」の元ネタとはどんなものだったのでしょうか?
どう言った風にこの言葉は生まれたのでしょうか?
その流れについて簡単に見ていきましょう。
キルミーベイベーは死んだんだはなんjで誕生
「キルミーベイベーは死んだんだ」という言葉は、
インターネット掲示板「2ちゃんねる」におけるなんでも実況J板にて誕生しました。
つまり、初出は『なんj』という事になります。
ちなみに、
アニメ放送終了後に書き込まれた元ネタとなるのは、以下の通りです。
「キルミーベイベーは死んだんだ。いくら呼んでも帰っては来ないんだ。
もうあの時間は終わって、君も人生向き合う時なんだ」
なんjに投稿されたあるファンのコメントから、
「キルミーベイベーは死んだんだ」という言葉が生まれたとされています。
これが多くのファンに共感したようで、
これ以降はこの部分を切り取って、多用されるようになったようです。
ちなみに本編では一度も登場していません。
キルミーベイベーは死んだんだのaa
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは死んだんだ
(l し l) いくら呼んでも帰っては来ないんだ
l __ l もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
|\| |/|
| ||/\/\/\/| |
なんjでは、
漫画「ピーナッツ」の主人公「チャーリー・ブラウン」が当時流行っており、
そのaaと共に書き込まれています。
恐らく、ご存知の方も多いとは思いますが、
「スヌーピー」をご存知の方であれば知っている方も多いでしょう。
なんとも悲しげな雰囲気であるからか、
チャーリー・ブラウンが言いそうな台詞ではありますが、
実際に彼が作中でこのような発言をしたことは当然ありません。
ただし、
いかにも言いそうなセリフだったこともあり、
何だか妙みにマッチングしているのか多くの方に共感されたのでしょう。
キルミーベイベーは死んだんだからの復活までの流れについて
「キルミーベイベーは死んだんだ」が当時大流行しました。
その影で実は「キルミーベイベーは復活するんだ」と言う言葉も流行りだしました。
それには事実上の死亡からの復活が行われたためです。
今からその流れについてご紹介していきたいと思います。
1回目の死亡:BDが全く売れない
実は、「キルミーベイベー」のアニメ放送終了後に発売されたブルーレイ(以下、BD)が
全く売れないという状況が続きました。
ちなみにどれくらいだったのかというと、
なんとBD第1巻が686枚しか売れなかったとのことです。
その後、発売された第2巻以降も同様で、
同じような売れ行きとなっていました。
これにはファンも事実上の死亡だと思ったようです。
確かに、この売れ行きを見ていると、
2期を期待する方にとっては、「死亡」と捉える他ないかもしれません。
1回目の復活:公式Twitterなどの活躍でBDが爆発的に売れる
BDがほとんど売れなかった「キルミーベイベー」ですが、
その後公式Twitterが自虐ネタを投稿します。
それは、BDの売り上げが686枚だったので、686種類のTwitterアイコンを配布するということです。
さらに、積極的なリプライなども行いました。
この効果があったのか、
なんとフォロワー数がアニメ放送当時の3倍にまで増加する事になります。
つまり、公式の頑張りが反映された事になります。
さらには、
この流れを受けて、2013年10月にニコニコ動画での再放送が好評だったことで、
オリジナルアニメDVD付きのCD「キルミーベイベー・スーパー」を発売してこれが空前の大ヒット。
そして、
同年12月に発売となった本作のBD-BOXは初週で4000枚を売るなど、
ここに来てついに復活を成し遂げたのです。
この時になんjで書き込まれたのは以下のaa。
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは復活するんだ
(l し l) 悲しみの弔鐘はもう鳴り止んだ。
. l 、__, l 君は輝ける人生の、その一歩を、再び踏み出す時が来たんだ。
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
|\| |/|
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2回目の死亡:出演声優の逮捕
2015年10月27日に「キルミーベイベー」のキャストの一人で、
呉織あぎり役を担当されていた「高部あい」さんが麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されました。
さらに、当時所属していたオスカープロモーションも解雇されてしまいました。
当時この事件を受けて、
「キルミーベイベー」のグッズの販売や製造などが全てストップしてしまって、
需要が一気に高まり、転売厨が買い漁って転売価格になってしまうなど世間的にも作品が知れ渡るきっかけになりました。
そしてそれだけでなく、
逮捕された高部あいさんがなんと身元が分からないの人物の子供を妊娠していたことが報道されると、
もうオリジナルキャストでの続編が製作されることはないと色々な意味での死亡が確定しました。
これを揶揄して、
キルミーベイベーは(社会的に)死んだんだ。
2回目の復活:アプリゲーム「きららファンタジア」に参戦が決定!
きらら作品が登場するアプリゲーム「きららファンタジア」に、
「キルミーベイベー」が参戦することが決定したことがアナウンスされました。
初登場となったのは、2017年12月18日。
高部あいさんの逮捕劇から2年の時を経て、
ついに「キルミーベイベー」が動きだしたかもしれないと当時は話題となりました。
この際、代役としては「篠田みなみ」さんが担当されています。
このアプリゲームの参戦を受けて、
一部のファンの間では続編もあり得るかも?なんて囁かれたりましたが、
今のところのそのような動きはなしです・・・・
3回目の死亡:「きららファンタジア」のサービス終了
2017年には「キルミーベイベー」の参戦で新たな動きが期待されたのですが、
何と、2023年2月28日に「きららファンタジア」のサービスが終了となることが、
2022年11月4日に発表されてしまいました。
とはいえ、
サービス終了後はオフライン版の実装が予定されていますので、
本当の意味での死亡とは言えないでしょう。
今後、新しい動きがあるかと言われれば、
個人的には限りなく0に近いのでは?と思ってしまいますが・・・
キルミーベイベーは死んだんだの意味や元ネタについてまとめ
本ページでは、
「キルミーベイベーは死んだんだ」の意味や元ネタなどについてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- キルミーベイベーは死んだんだはアニメ放送が終了した悲しみからファンからでた言葉。
- 元ネタはなんjでのファンのaaと共に綴られたコメントから。
- 事実上の「キルミーベイベーは死んだんだ」から復活を何度も繰り返している。
いかがだったでしょうか?
今回は、「キルミーベイベーは死んだんだ」という言葉についてご紹介していきました。
最後までしっかりとご覧になっていただけましたか?
アニメの放送当時はそこまで有名にならなかったものの、
アニメ放送終了をきっかけに話題となり始めるという異例の作品でもあるかなと思います。
ファンによる根気強いアピールだけでなく、
公式Twitterの面白い発信で復活を成し遂げたわけですが、
その後、出演キャストの逮捕・解雇などで別の意味で作品が知れ渡ってしまいました。
あなたは今後、新作が発表されると思いますか?
それとも永遠にアニメは制作されることなく、伝説のままになると思いますか?
©カヅホ・芳文社/キルミーベイベー製作委員会
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Follow @subculwalkerこの記事を執筆したライター:サブカルウォーカー編集部
サブカルウォーカー編集部です。 毎日、アニメや声優、ゲーム、音楽やアイドル、コスプレなどのサブカルチャー関連のニュースやコラムなどを執筆しております。